性依存症者のセックスの特徴
セックスの内容についても議論が行われました。
かいつまんで説明すると、男性の性依存症者のセックスには以下のような特徴があるとのことでした。
- 豹変する(乱暴な男になる)
- 遅漏でセックスが長い(アドレナリンやドパミンを長い時間味わっていたい)
- 男性が女性に時と場所を選ばせない(青姦など)
- 男性が常に攻め続けるセックス
- セックスのみを目的とした関係(ちょっと会ってセックスして解散)
- コンドームの着用ができない(避妊しないことを強要する快感、受け入れてもらう快感)
- エスカレート
これらは本当のその通りと思いました。自分自身の経験を振り返っても該当する項目だらけです。
とくに、共通しているのが「支配的」だということです。女性に外でセックスするのを強要したり、避妊しないことを強要したり、セックスの開始も終了も自分のタイミングでコントロールしようとしたり、セックスが終わったらすぐ解散したり、本当に自分勝手です。しかし、その自分勝手なところがポイントで、男性は相手をコントロールしていることで自信を感じたり、支配している優越感を心地よく思うのでしょう。
また、別の観点から言うと、
- 罪悪感や虚無感がある
- いつかはやめたいと思っている
というのも特徴です。セックスをたくさんしているけれども、それは快楽に溺れているのではなくて、苦しいのです。何かのきっかけで精神科や自助グループにつながり、「これでやっとやめることができる」と安心する依存症者も多いのです。
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