「その悩み、哲学者がすでに答えを出しています」レビュー

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ジョン・スチュアート・ミルの思想

ミルが提唱したのは功利主義という”現金”な哲学です。

人は、2つの快楽があるときに、より高級な快楽を選ぶという単純なものです。

ダイエットを例にとれば、

食べる快

vs

引き締まった体になる達成感、自分との約束が守れた自信(自分への信頼)

という風に快楽を戦わせると、人間は高級な快楽、つまり達成感や自信を選ぶというのです。

あれれ、少しおかしいですね。そうかんがえると、依存症患者が問題行動を選んでしまうというのは、我々依存症者が「人間」ではなく動物以下ということでしょうか?

ミルは言います。尊厳(プライド)とは「下劣な存在に身を落としたくないというためらい」であると。

そう考えると、われわれ依存症者には「下劣な存在に身を落としたくない」という感情があまりないのかもしれません。自暴自棄に近い感情で問題行動をしていることもありますからね。

ミルはこうも言います。「今までに目の前の誘惑を我慢して、何かやり遂げた成功体験」を思い出すべきだと。それを言われると辛いのが依存症者ではないでしょうか。依存症者はある種のコンプレックスや孤独を抱えています。思い出せる成功体験などないに等しいのかもしれません。

ミルの教えにしがたがって、私は以下の2点に気を付けて生きていきたいと思います。

  • 下劣な存在に身を落としたくないという尊厳・プライドを大切にする
  • 誘惑を我慢して、何かやりぬいた成功体験を思い出す(受験勉強など)
書評
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