「あの時は人生の暗黒時代だった」と言える日が早く来ますように

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依存症当事者の方へ。

辛いと思います。

何が辛いかというと、その辛さの原因となった問題行動が「快楽に負けた弱い人間」だからやってしまったのだと思われてしまうことにあると思います。

スリップやそれに類することをしてしまったときも、「自分との約束すら守れないのか」と自信をなくしてしまうでしょう。

私にもそのような時期がありました。

そんな中、落ち着いてきた今だからこそ考えられる妄想(光景?)があります。

幸せになった自分がいて、「あの時は人生の暗黒時代だった」と言っているのです。

その妄想をすると、自分は温かくて幸せな気持ちに包まれます。

そして、思うのです。

「依存症になったからわかったことがたくさんある」と。

「依存症が気付きを与えてくれる良いもの」とまでは言いません。

依存症はもちろん悪いものです。

しかし、「依存症でたくさんの人を泣かせてきた、自分も泣いてきた」という事実と向き合うことで、人間として成熟してきたことは紛れもなく事実だと思うのです。

「あの時は人生の暗黒時代だった」

「依存症になったからわかったことがたくさんある」

こんな言葉を言える日が、私にもあなたにも早く訪れますように。

コメント

  1. KK より:

    自分も同じようなことをいつも考えております。
    「長い人生の中で自分も他人も傷つけてしまった時期があったけれど、回復してその責任を負い、今は心穏やかに人を傷つけず過ごすことができている」と心の底から言えるようになりたい。それも決していわゆる「昔はワルだった」式の武勇伝としてではなく、悪いことは悪いことだったと認めた上で、幸せになれればなと思います。
    そのために、今はゆっくりと足元を見ながら前進していきたいです。
    自分語り、失礼いたしました‍♂️

    • KK より:

      ごめんなさい、先ほどのコメント、最後がバグってしまいました。iPhoneの絵文字?を使っただけで深い意味はありません。

      • 性依存.com より:

        KK様
        いつもコメントありがとうございます。
        また、今回の記事に共感してくださりありがとうございます。
        同じ気持ちの方がいらっしゃるというのは、とても嬉しいです。
        やはり、反省した上で、穏やかで温かみのある未来を想像することは良いことだと思っています。
        お互い、目標に向けて一日一日を大切に過ごしましょうね。
        (絵文字についてはお気になさらずに)

  2. KK より:

    最新の記事を読ませていただき、どうしてもコメントさせていただきたくてこちらに書かせていただきます。
    おめでとうございます。
    管理人さんのこれまでの努力がまさに身を結んでこのような嬉しいことが立て続けになっているのだと思います。
    おそらく最近はコメント欄を閉じていらっしゃるのに不躾な真似をして申し訳ありません。

    • 性依存.com より:

      KK様

      いつもコメントありがとうございます。
      良いニュースをお届けできて、私も嬉しい気持ちでいっぱいです。
      今後も、この調子で色々と取り組んでいきたいと思っています。
      KK様もくれぐれもご自愛ください。

      コメント欄、ブログの設定を変えてしまい、表示されなくなっていたようです。すっかり忘れていました。ご指摘ありがとうございます。