二次感情は出し入れが可能
怒りが二次感情である証拠の一つに、出し入れができるという特徴があります。
子供に怒っていたお母さんも、電話がかかってきて応対することになれば、急遽怒りをどこかへしまい込み、電話では穏やかに話すことができます。
そして、電話が終われば再度怒りを出して、子供を叱ることができるのです。
悲しい、辛い、嬉しいといった一次感情は出し入れができませんから例え電話がかかってきても悲しい、辛い、嬉しいままです。
つまり、出し入れができる感情が二次感情で、出し入れができない感情が一次感情という区別もできます。