性依存症とリフレーミング

リフレーミングの実際

リフレーミングというものは、大きな落とし穴があります。それは、他人から一方的に与えられても本人は納得しにくい点です。

悲しい出来事、辛い出来事、苦しい出来事、不安な出来度などがあって悩んでいるときに、他人から「考え方を変えてみたら？」といわれたら、あなたならどう思いますか？

きっと、「そんな簡単に言うなよ」といった反発心や、「なんだかなぁ」と腑に落ちない感じがあると思います。

物事の解釈というのは、本人の長年培ってきた経験や価値観に基づいているから、他人がアドバイスしたぐらいでは変わらないのです。

つまり、リフレーミングとは、他人から促されるというよりは、自分で発見するものだと思います。

自分で発見した考え方でなければ、自分を納得させることはできません。

次のページでは、私の個人的なリフレーミング体験をご紹介します。