アドラー心理学「見かけの因果律」

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アドラー心理学ではどう考えるのか?

アドラー心理学を勉強した私なら(相手に聞こえないような小さな声で)こう答えます。

逆に言うと、「イケメンだったら、私は彼女ができるのだ」という理屈だね。「イケメンではない」という事実さえなければ自分は有能だという考え方だね。内面には全く問題がないと思っているんだね。きっと劣等感を紛らわせるためにそのように考えているんだね。

そもそも、「イケメンだと彼女ができる」というのは本当の因果関係はありません。その証拠に、(大変失礼な言い方ですが)不細工でも結婚しているひとは大勢います。

つまり、イケメンだと彼女ができるというのは、本当の厳密な因果関係はなくて、「見かけの因果律」だといえます。この「見かけの因果律」も、彼女ができないという劣等感を何とか紛らわせるために考え出した幻想なのです。