自己紹介

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はじめまして。性依存.comの管理人です。

今回は、私の自己紹介をしていきたいと思います。

はっきりいって、私の自己紹介はボロボロです。

経歴に傷がつきすぎているというのももちろんですが、多くの人を傷つけてしまいました。

下の文章は、生い立ちから、三度の逮捕、セックス依存症まで、なるべくコンパクトにまとめたつもりです。

”ですます調”ではないですが、その方がニュアンスが伝わるのではないかと思っています。

それでは早速ですが本編に入っていきます。

生い立ち

私は幼少期は問題もなく過ごしてきた。両親との仲もよく、友人にも恵まれた。学業は(自分で言うのもはばかられるが)成績優秀だった。

盗撮

大学に入学してからは、いわゆる「燃え尽き」状態で、所属していたサークル活動をする以外は目標もなく毎日を過ごしていた。大学生になって初めて自分のパソコンを所有したことや、初めての一人暮らしということもあり、インターネットでのマスターベーションが多くなった。回数は常軌を逸していて、1日5回くらいの射精をしていたと思う。

今思い返してみれば、この時期が私の人生の分岐点だったように思う。受験勉強というのは精神安定作用があった。勉強に没入すると我を忘れることができたし、数学の問題が解けたときなどはドーパミンが分泌されていたであろう。そのような受験勉強をパタリとやめ、マスターベーション依存の状態になってしまった。

当時は携帯電話で女性のスカートの中を盗撮するという趣旨のアダルトビデオが流行していた。軽い気持ちで自分もやってみたいと思った。最初は性的な興奮を求めて行ったのだが、盗撮が成功すると今まで感じたことのない刺激があった。体温があがり、呼吸が荒くなり、心臓の音が強く聞こえた(ドーパミンが出ていたのだと思う)。また同じ興奮を得たいと思い、何件も繰り返しているうちに現行犯逮捕され勾留された。刑事処分は保留された。

大学には特に問題なく復帰することができた。盗撮で逮捕されたことは当然ながら誰も知らない。何食わぬ顔で学生を続けていくことができた。一方で、本当のことを隠しながら生きていくことはストレスだった。「自分は盗撮をしてしまった変態なんだ」と自責していた。

「盗撮の前科がある」と言えなくて

ところで、女性との交際経験だが、私はなぜかモテる。中学生のころから交際相手に困ったことはない。自分を誇大にみせて相手に気に入られるというのが上手かったのだと思う。演技的に関係を構築するものの、女性との真の信頼関係は得られていなかったように思う。

結局、大学生活はスムーズに終えたのだが、「自分には盗撮の前科がある」という悩みを溜め込んだせいか、自分が犯した罪を受容できなかった。だれにも話さずに抱え込むというのは、耐えがたいストレスだった。

認知のゆがみ

私はストレスを抱え込んだ時に自分より弱い立場の人を傷つけたり優位に立ったりすることで自己防衛を図るのだと思う。女性と交際するときにも、「自分は盗撮をした変態なのに見抜けないなんて。この女はバカだな。」と相手を見下すようになった。そして女性は性の対象としてみればいいというゆがんだ認知が形成されてしまった。

複合型の依存症

また、ストレスからなのかわからないが、窃盗をおこなうクレプトマニアとなってしまった。別の系統なのでどうしてそっちの方面に向かってしまったのかは自分でもよくわからない。金銭的に困っているというわけでもなかった。よく言われるスリルや背徳感というのも、若干はあったと思うが判然としない。罪悪感はなく、自分の違法行為を「こんなところに大事なものを置いてあるのが悪いんだ」といったような形で正当化していた。

無事に大学を卒業して仕事をしていたが、当たり前だが、クレプトマニアの症状は改善されなかった。そして、窃盗で警察に逮捕された。2回目の逮捕。罰金刑で済んだため、細々と仕事は続けることができた。しかし、2回目の逮捕は成人してからの事件であり、周囲に知られる結果となった。またも自責の念、罪悪感が増え、生きずらさを抱えることとなった。

セックス依存症になる

そして、今度はSNS・出会い系アプリで女性をそそのかし、逸脱した性行為に及ぶことを繰り返すようになった。病的な対人関係に耽っていた。背景には女性軽視というゆがんだ認知があったと思う。また、「(多くの)女性を従えている」というのが、自己重要感を満たしてくれると勘違いしていた。

そんな中、女性関係のトラブルで3回目の逮捕となった。

被害者の寛大な許しがあり、3回目の逮捕に関しては不起訴処分だった。しかし当然ながら職場は懲戒解雇となった。自分の人生が崩壊しつつあると思い、精神科を受診することを決心した。

現在

約1年間の無職の期間を経て、復職した。

現在も精神科に通い、性依存症と向き合っている。