依存症ではlikeからwantになってしまう

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好き(like)は、対象を大切に思う。対象は尊敬すべきものだし、人に自慢したくなることもある。

欲しい(want)は、対象は手に入れさえすればいいので、大切には思っていない。

好きは、どこが好きなのか、どこが優れているのかなど、対象に対してマニアックになる。

欲しいは、なんでもいい、手に入りさえすればいい、手っ取り早く手に入れたい、という心境だろう。

欲しいときに、コスパという言葉が出てくる。金をかけずに欲しいからだ。手っ取り早く欲しいのだ。

好きな時は、コスパという言葉は出てこない。どうやってお金を集めようかと工夫するはずだ。

自分の好きなものは、コーヒーと登山用品、服、本。

自分の欲しいものは、ブランドもの?性的な刺激?かもしれない。

自分のこととなると、とたんに考えるのが難しくなる。

とにかく、依存症はlikeからwantになってしまう病気だ。

対象に対してマニアックなのかどうか。

「手っ取り早く」という状況なのかどうか。

そのあたりがポイントになるだろう。

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