女性のどこを最初に見ますか?

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性的搾取と迷惑行為はやめていくべき

これまでの私の主張をまとめると、

女性を性的に見ることは、健全な性欲からくる欲求と、社会に植え付けられた不適切な欲求がありそうで、

女性目線で見てみると、性的に見られたくない人もいれば、逆に性的に見てもらいたいひと(モテたい人)もいるわけです。

つまり、健全な男性の性欲は許容して、性的に褒められたい女性がいることも考慮すべきと思います。

一方で、女性を性的に搾取する方向をやめていくことと、性的に見られたくない人を傷つける行為はやめることが大切だと思います。

女性を性的に搾取する方向をやめるということは、少しずつではありますが、世界・日本でも進んでいます。

2000年代以降は、お色気番組(下ネタや性的な描写を含んだ番組)が消滅しています。

2015年以降は上海モーターショーで過度な露出のコンパニオンは禁止となりました。

2019年8月を境に、国内大手コンビニチェーンでは、成人向け雑誌の販売を中止しました。

徐々に、性的なコンテンツは制限されてきています。

より規制が強化され、万人が容易に性的なコンテンツに触れてしまうのを避けていった方が成熟した社会に近づけると思います。

性的に見られたくない人を傷つける行為は依然として後を絶ちません。

最近では、deepfakeの問題と、競技場盗撮の問題が深刻です。

deepfakeとは人工知能を用いた画像編集のことで、既存のアダルトビデオを加工して、AV女優の顔を有名芸能人(女優や歌手)とすり替えるものです。本当に技術の進歩は驚くべきもので、有名芸能人が裸になりセックスをしているようにしか見えません。

これは、もちろん名誉棄損にあたり、昨今では逮捕者も出ています。

真剣に女優業、歌手業を営んでいた人の顔を許可なくアダルトコンテンツに落とし込んでしまうのは悪質です。今後も規制が強化されるべきと思います。

また、競技場盗撮というのも問題になっています。最近では、yahooニュースでも取り上げられていました。

真剣に競技に取り組むアスリートを性的なコンテンツとして扱うことはあってはなりません。ましてや、赤外線カメラを使った盗撮(赤外線カメラを使うと、衣類を透かして撮影できるので、下着やアンダーヘアを写すことができます)は非道というべきでしょう。

競技に適したユニフォームというのは薄着ですし、どちらかと言うと「制服」や「ユニフォーム」というのは男性の興味を引きやすいですから、このような事態は昔から起こっていたようです。(おそらく、私服で何かしているよりも、制服・ユニフォームで活動している方が女性はターゲットにされやすいでしょう)

競技中の躍動感のある素晴らしい写真が撮りたいというカメラマンと、不届き者の見分けがつきにくく、対策は難渋しそうですが、フィギュアスケートは2005~06年のシーズン以降、撮影を全面禁止にしたり、体操も00年から選手の撮影は申請制に移行し、04年からは観客による撮影の原則禁止を定めました。陸上もやがてはこのようになっていくのだろうと思います。

まとめ

  • 社会構造から人工的に作り出された性産業や、それに基づく搾取的な考え方は改めるべき。
  • 性的に見られたくない人を傷つける行為はやめることが大切。

女性が嫌な思いをしなくて済む社会を創っていきたいものです。

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