治療に取り組んで、5年弱経ちました。
馴染んだもの、克服したもの、変わらないもの
細かく見たらキリがありませんが、心の底のなにかは変わっているように思います。
自分のことを大切にするようになりました。
過度な節約をやめたり、自分の心地よさにお金や時間を使うようになりました。
(具体的には移動に特急やグリーン車を使ったり)
しかし、変わっていない部分もあるように思います。
それは、大きなことを成し遂げたいとか、挑戦したいという感情です。
(具体的に言うと、資産形成や副業など)
自分が進んでいる感じや成長している感じは、達成感や充実感を感じます。
あんまり、遊ぶことや休息するというのが得意ではありません。
勉強したり、金を稼いだり、成長したりしていたほうが、気が楽というか落ち着くという感じですね。
なにかを焦っているのかもしれないですし、ADHD的な特性なのかもしれません。
この、自分の奥底にある、「チェレンジ精神」といったものが、おそらく性依存症にかかわっていたのだと考えています。
5年弱治療してようやく自分のことが分かってきたように思いますし、過去に問題行動をしていた自分を冷静に分析できるようになっているのかもしれません。
もちろん、自分のことは自分ではわからないと思いますが、なんとなく大ハズレではない気がします。
もう一つは、「相手は相手で感情があるんだよな」とか、「どんな人にも育ててくれた人がいるんだよな」という、感情が芽生えてきています。
他人の気持ちに鈍感で、共感性も低かった自分ですが、
これも心の深い部分で変化が起きているような気がします。
これは、自分自身で子供を育てているということと、(元気ではありますが)老いた親をみていて「一緒に過ごせるのは何年か」と考えたり、人間の一生をしみじみと考える機会があるためです。
100年後には親も自分も子供もみんないない。はかない。
そう考えると、今を大切にしたいと思いますね。
20歳過ぎたあたりは、世間知らずでした。
金も稼げないし、育児もしたことないし。
自分が他人から称賛されることに憧れたり、性的な渇望が渦巻いていました。
そこから、精神科に通いながら、自分なりに内省してきたのだと思います。
内省といったたいそれたことではないかもしれませんが。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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