劣等感はどこから生まれるのか

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「劣等感は長所から生じる」と自分のノートに走り書きしてありました。

書いた時の記憶がないのですが、多分精神科で習ったか、自分で気になって走り書きでもしたのでしょう。

自分で書いたメモなのに、今日見たら、興味深いな~と感じました。

短所って、ウジウジと気にするもんじゃないですよね。だいたいが諦めちゃいます。

「自分は記憶力悪いんで」

「自分は足遅いんで」

という具合です。

しかし、長所では、そうはいきません。

「自分のアイデンティティなんだー」と思っているくらい、長所は大切なものです。

誰にも負けたくないし、傷つけられたくない。

しかし、長所だと自分が思っている分野で世界一になることは至難の業でしょう。

記憶力が良かったり、足が速かったりしても、世界は広し、どこかには自分より上がいます。

何かの分野で市の大会で入賞しても、県大会や全国大会で負けてしまう可能性が高いですよね。

そういう時(つまり、長所だと思っていたところで敗北する時)に、人は傷つきます。

その傷つきが、健全な努力に昇華されていく人もいれば、敗北や落胆といった形でゆっくりと消化されていく人もいると思います。

いずれにしても、その劣等感は生きていく上で必要なスパイスのようなものではないかと、私は考えます。

逆に、傷つきが怒りや恨み、妬みに変わってしまうと、それは病的だと思います。

学生時代にそういう病的な経験ばかりした人は、大人になってから人間関係に悩むのではないでしょうか。

長所だと思っている分野でも上手く負けられる人生を歩みたいものです。

「絶対に傷つきたくない」という願望が人生を難しくしてしまう、そんなふうに私は考えています。

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