先日は久しぶりに精神科に行き、いろいろと学びがありました。
依存症の症状として、「他のことへの興味が薄れること」があるということを聞きました。
これは、本当にそう思います。
依存症があると、そればっかりが頭の中にあり、いわば問題行動が趣味になってしまいます。
しかし、趣味として堂々と人に話すことができるわけではなくて、いつかやめなきゃな、と罪悪感がありながら、しかしやめることができない、そんな感じかと思います。
興味が限定されてしまうと、人はだらしなくなったり、礼節がなくなったりします。
つまり、その人の魅力なり、気力なり、深みなどが消失してしまうわけです。
そうすると、その人の人間としての価値が下がってしまい、多くの場合、他人との関係が希薄になってしまうのではないでしょうか。
仕事関係や家族とは話すけど…友達はいない。
そんな状態の人も多いのではないでしょうか?
私が昔、そんな状態でしたね。
あのころにはもう戻りたくないです。
ところで、依存症の治療で有名な「自助グループ」とか「ミーティング」というのは、結局のところ、人間関係を密にするということが依存症治療には大切だということなのかもしれませんね。
コメント