セックスレスの仕組みと打開策、男が風俗・不倫に走る理由と対処法

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風俗・不倫

風俗・不倫について、何を目的としているのかについて考えた後で、風俗と不倫のやめかたについて解説していきます。

風俗・不倫で得られるもの

共通しているのは、「射精」をしたいということではありません。世間ではそのような認識の人も多くいますが、それは間違いです。

射精をしたいのであれば、マスターベーションをすればよいですね。

むしろ、風俗や不倫をするよりも、マスターベーションをする方が、射精は気持ちいいともいわれています(自分のタイミングで自分の好きなところを刺激できますからね)。

風俗や不倫ではマスターベーションでは得られない「感情」を得ていると考えるべきです。

風俗の場合は、お金で女性を思いのままにすることができるという「自己重要感」があります。

もちろん、風俗はひとときの関係ですから、「不安定感」である希少性ドキドキも得られます。

不倫の場合も、不適切な間柄ではありますが、恋愛をして相手を魅了しているわけですから自己重要感が満たされます。

また、不倫特有の「いけない関係」というのに酔っていますから、希少性ドキドキ感も得られます。

風俗通いをやめるためには(やめさせるためには)

ビジネスモデルの把握

まずは、風俗が「性欲に負けた男性をカモにするビジネス」であるということに気付くことが大切です。利用者は搾取されているのです。「ああ、また馬鹿な男が罠に引っかかったな」と思われているのです。

そう考えることができれば、すくなくとも風俗で自己重要感を得ていたのは間違いであると気づくことができます。本当は、「金で女を買った」のではなく、「性欲に負けた男をカモにするビジネスに引っかかった」のです。

ともすると、お気に入りの風俗嬢がいて、その子にお金を払うことで、その子の生活の足しになっているという貢献の感情を抱いている方もいるかもしれません。

しかし、実際はその支払いがすべて女性のもとに行くわけではなく、性欲ビジネスの元締めの手元にいくらか渡っていますから、そういう意味ではやはり「いいカモ」に成り下がってしまっているのです。

風俗依存の脱却のためには、このように風俗というビジネスモデルを知ることが一番だと思います。

「安心」「愛とつながり」という感情に気付く

「希少性やドキドキしたい」というのは風俗に行く目的の一つだと思いますが、不安定感である希少性やドキドキの反対は「安心」です。

また、金で女を思いのままにできるという「自己重要感」も風俗に行く目的だと思いますが、自己重要感の反対は「愛とつながり」です。

きっと風俗でのプレイ中は男として威張れたり、ドキドキするかもしませんが、終わった後は虚しいのではないでしょうか。

それは、風俗では「安心」「愛とつながり」が得られないからです。金を払って一瞬はドキドキできたかもしれないですが、ずっと仲の良い恋人とするような温かくてぬくもりのある営みではなかったからでしょう。

ドキドキばかりを求めずに、「安心」「愛とつながり」を求めていくことも人生の楽しみだと私は思います。

風俗依存の脱却のためには、このように風俗のプレイ後の虚無感を思い出したり、人生に「安心」「愛とつながり」も大切だということを認識することが大切です。

不倫をやめるためには(やめさせるためには)

好きじゃない相手に対して威張ることで自己重要感を満たしている

不倫で得られる感情は、相手を虜にしているという自己重要感と、いけない関係になっているという背徳感・ドキドキです。

ここで重要であるのが、不倫相手は妻よりも魅力的だとは思っていないということです。不倫相手は所詮不倫相手ということで、妻にはかなわないと思っているのです。(もし不倫相手の方が完全に魅力的なのであれば、妻と別れてその人と一緒になるはずです)

どうして、妻よりも魅力的ではない女性と不倫するのでしょうか?

これは、自分の自己重要感をみたすためなのです。

自分よりも下だとさげすむことができる相手に、やや乱暴なセックスを強要することが、自己重要感を満たしてくれます。

その証拠に、かならず男は事後に「(俺のセックス)どうだった?」と聞くわけです。言葉で確認することで、自己重要感を満たしているのです。

このように、不倫に何を求めているかというのを言語化してみると、よい気づきを得られると思います。

不倫は好きじゃない相手に対して威張ることで自己重要感を満たしているだけなのです。

不安定感(背徳感・ドキドキ)の罠

また、不安定感である背徳感・ドキドキは確かにあるでしょう。いけないことをしているというのが、独特の高揚感をもたらしてくれるでしょう。

一方で、ふとした時に「何をやっているんだろう」という虚無感も必ずあるでしょう。

本来は最愛のパートナーと心と体が合わさって楽しむべきセックスをないがしろにしている自分に気が付く瞬間があるのです。

セックスを単に肉体的な行為であると考えてしまえば、セクシーは人と初めて出会ったときの方が強く反応します。

しかし、本当のセックスは心と体が合わさって生まれるものです。ですから、セックスは、愛し合ったひとと長い時間を経て発展させることができるのです。

そもそも、セックスを背徳感・ドキドキのためだけに利用するのは残念です。

本来は、時間が永遠と感じるような、深い悦びに包まれるのが真のセックスです。

なので、不倫をやめるためには「セックスは愛し合った人と発展させていくもの」という考え方にして、「愛とつながり」を追求していくのが良いでしょう。

風俗・不倫のまとめ

  • 風俗・不倫で得ていたのは重要感不安定感
  • 風俗をやめるためには、風俗が「性欲に負けた男性をカモにするビジネス」であるということを認識し、また、風俗では「安心」「愛とつながり」が得られないことに気付くのが大切
  • 不倫は好きじゃない相手に対して威張ることで自己重要感を満たしているのに過ぎない点を認識し、また、不倫では「安心」「愛とつながり」が得られないことに気付くのが大切