彼女とともに、私の実家を初めて訪問(帰省)した。
うちの母親は料理に自信がないということで仕出し弁当を頼んでくれていた。
岡山の稀少な黒毛和牛の千屋牛が入っている弁当とのこと。
とても美味しかった。
弁当を食べた後は、私の父親の墓参りに行った。
私は何度も行ったことがあるので、もの珍しい感じはないが、彼女にとっては初めての墓参りであり、ちょっと緊張していたような感じがする。
彼女は「自然が豊かで、とてもいい場所だね」といっていた。
父親が眠っている場所を褒めてくれて嬉しかった。
当初は墓参りだけして、実家に帰る予定だったが、急遽近くの観音様を見に行くことにした。
そこは、「安産祈願」のスポットでもあるとのこと。
木の根っこの隙間が、やっと一人通れるかという大きさで、その隙間を通り抜けると安産になるという言い伝えがあるのだそうだ。
彼女は無事に通ることができた。
なぜか、私もチャレンジしてしまった。(ちなみに、ぎりぎり通れた)
このギリギリの狭さを通り抜けるときに、産道を通過する胎児の気持ちになった。
不思議な気分だった。
観音様は、とても高い場所にあった。
階段を上って、参拝する感じだった。
回廊から見た景色が爽快だった。
前回の登山もそうだったけれど、高いところから見晴らす景色はとても心地よい。
自分は高いところが好きみたいだ。
今回の帰省は、墓参りや安産祈願、観音様参拝と充実した帰省となった。
彼女を案内することができて嬉しかった。
こうやって、家族につながりが深まることはとても嬉しい。
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