留置場に入って「これで、やっとやめられる」という安らかな心境になる(なった)依存症者は多い。
薬物依存であれ、性の依存症であれ、留置場に入ってしまえば、問題行動をすることが許されない環境になるので、絶対に問題行動をしなくなる。
だから、強制的にやめることができる。
本来であれば、逮捕されてしまったという歴然とした事実に悲観すべき留置場内で、なぜ安らかな気持ちになるのか。
それは、問題行動をやめたかった自分がいるからである。
我々は、罪悪感に苦しみながら、問題行動を続けていたのではないだろうか。
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