性依存治療4か月目の感想~「もう大丈夫だ」ではなくて、「こりゃだめだ」~

スポンサーリンク

性に対して無力

最近は、自分は性に対して無力だなと思う。

ミニスカートの女性がいるとみてしまう。

ミニスカートの女性がいると目で追ってしまう。

磁石で吸い寄せられるように、女性に釘付けになってしまう。

そこで、自分だけの呪文「ブレーキ」と声に出して、その場から逃げる。

ちなみに、「ブレーキ」といってその場から離れても、振り返ってまた女性を見てしまう。「振り返ってんじゃねえよ」と自分にツッコミを入れながら二回目の「ブレーキ」を言って、ようやく振り返るのをやめて逃げることに成功する。

動物かよ。

自分に呆れている。

心理学の本をたくさん読んで、ふむふむ分かってきたぞとなってきているけれど、所詮この程度なのである。頭でっかちなのだ。理論と実践の違いを痛感する。

あきらめることで、危機感を抱く

最近は、このように自分の特性が分かってきた。急性トリガーである”薄着の女性”を前にすると動物のように反応してしまう自分に呆れつつも慣れてきた。

治療を受けて4か月の感想としては、「もう大丈夫だ」ではなくて、「こりゃだめだ」なのである。

治療導入期のときは、「これで俺は大丈夫だ」「もう他人に迷惑をかけることはない」「成長している」というポジティブに性依存の治療過程を捉えることが多かった。

いまでは、「薄着の女性を見たら何をしてしまうかわからない」「再逮捕される可能性は十分ある」と危機感を持っている。

トリガーを避けたくない自分がいる

もう一つが、トリガーを避けたくない自分がいることである。

冷静な自分はトリガーは避けるべきだから、歓楽街に行ってはいけないとわかっている。

しかし、ルールを破りたいという気持ちや、ルールを破らない範囲で薄着の女性を見に行きたいという気持ちがある。自分で入れたGPSアプリが邪魔だなと思うことすらもある。

ただ、最近では、先述のとおり、自分は性に対して無力であると自覚してきた。薄着の女性をみたら逮捕されるような事をしでかしてもおかしくないと思っている。

したがって、以前よりもルールは厳格に守らなくてはいけないし、トリガーをしっかり避けないといけないと思っている。

さいごに

最近気づいたことは、

  • 俺は性に対して無力だ。
  • 自分が危険人物である。
  • トリガーを避けたくない自分、ルールを破りたい自分がいる。

まとめると、自分は性に対して無力で危険人物なので、ルールは守らないといけない、トリガーは避けないといけないとなる。

まったくもってその通りだと思う。

今日は自分で自分に対して書いている文章になってしまった。

同じような悩みをお持ちの方の役に立てば幸いである。

コメント