振り返ってみると、私は妻から無理難題をつきつけられることがなかったので、「私がどうすることもできない八方塞がり」という状態になることはなかった。
一方で、色々なところから話を聞くと、妻が依存症者を罵倒したり、無理難題を言うことで、依存症者を八方塞がりにしてしまっていることがある(らしい)。
性依存症の夫を支える妻は、悲しい、ショックなのはわかるけれど、
夫に対して、達成困難な要望を言うべきではないと思う。
それは、事態を良くしようという提言ではなく、相手を困らせることが狙いの意地悪である。
もちろん、妻は”夫をサポートをしたい自分”と”夫を責めたい自分”がいて、葛藤しているはずなので、なかなかデリケートな問題だ。
本当にデリケートな問題だ。
(次回から書いていく内容は、当事者の妻に対して、叱責したいという意図はない。応援したい、という気持ちで書いている。くれぐれも私の思いだけは誤解しないで読んでいただきたい。)
(つづく)
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