依存症の方のYoutube動画を見ていて、
その方が、一番楽しかったのは学生時代、という趣旨のコメントをされていました。
社会人になって依存症になってしまったようなのですが、
それまでの学生時代は楽しかったのだそうです。
たしかに、学生時代は、勉強に、放課後の遊び、部活やサークルなどいい意味で忙しいですし、
良くも悪くもコミュニティーの中にいるわけですから、毎日いろいろな人と話す機会があります。
修学旅行とか遠足も、とても楽しいイベントでした。
社会人になると、急に仕事が重くのしかかります。
一日に通勤なども入れると、10時間くらいは仕事に拘束されているんではないでしょうか?
学生時代から社会人になると、孤立してしまったり、状況の変化に適応するのが大変だと思います。
そういった、適応するプロセスのなかで、自分の苦しみを軽減しようとして、依存症になってしまう方もいるのではないでしょうか?
そういう方は、「学生時代は充実していたな」と回顧しながらも、現時点で問題行動がやめられないという苦しい状態に身を置いてしまうのだと思います。
依存症にかかると、幸福感が減り、「学生時代はよかった」と感じる。
これは、いわゆる「あるある」なのではないでしょうか?
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