先日、デイケアに参加してきました。
SST、ヨガ、診察、回復に向けた研究会と盛りだくさんでした。
そのなかでも、ヨガの時に教えていただいた「アパリグラハ」という言葉が印象的でした。
「アパリグラハ」とは「不貪」や「むさぼらない」と訳されます。
必要以上のものを欲しがらず、執着しないということです。
私は、「断捨離」・「ミニマリスト」という言葉が概念的に近いように感じました。
やはり、部屋がきれいになっていると気持ちがいいです。
また、考え方が整理されているほうが、何かと生活がスムーズでしょう。
お金も、過度な消費をしたり、過度な貯金をするのはよくないでしょう。適度な循環が求められます。
むさぼらないというのは、いろいろなものにいえそうです。
物・考え・お金
いろいろとため込みたくなりますが、それに付き合っていると、獲得するだけの人生になります。
しかし、死ぬときに何も持っていけませんよね。
金・地位・モノを持っていけないのはもちろんですが、愛・信頼関係など一般的にポジティブと言われている形のないものももっていけません。
人生を、何かを獲得するゲームにしてしまってはもったいないと私は思います。
しかしながら、現実的には、お金だったり、優越感だったり、人から良く思ってほしかったり、いろいろな欲が私たちにはあります。
その欲を0にしてしまえば、それは生きる活力をなくした状態のようにも私は感じます。
達観した人はそうなのかもしれませんが…
現代社会を生きていく普通の人は、承認欲求だったり、自己顕示欲だったり、闘争心などは、健全に昇華できればいいように思います。
むさぼってはいけないけれども、ちょこちょこと適切に欲と向き合うというのが、私はバランスがいいように思いました。
今の私の欲は何かなと考えてみましたが、以下が挙げられました。
- 金銭欲
- 物欲
- 資格取得
- 仕事上の独立
- FIREしたい
- 安全に生活したい
危ないのは、金銭欲と物欲です。
金銭欲は、すさまじいものがあります。
ものすごく計画的に貯金をしています。
妻も協力してくれていますが、その貯金は何のため?と怪訝に思っていることでしょう。
前科があるので、いろいろと備えているというのはありますが、
自分でも理解しがたいです。
自分の金銭欲については、原因はいろいろとわかってきていますが、求める結果については、自分でもよくわかっていないので、これから研究していきたいと思います。
また、すごく買いたいものがあって、それを買うことを夢見ていたりします。
しかし、その購買意欲がでているときは、自分が元気な時・前向きな時のように感じていて、この気持ちは悪いものではないと思っています。(正当化しているだけ??)
その買いたいものは希少性があるので、結局むさぼるように買うことはできません。
なので、結果的には、そこまで問題にはならないのですが、ご縁がありすぎて、買えすぎてしますと、資金不足になるので大変だなと思います。(たぶん、そんな幸運はめぐってこないでしょう)
それでは今日はここで終わりにします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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