前回、旅先で清々しい気持ちになったのは嘘をついていないからだと書いた。
とても主観的な文章であったので、文献がないかと思い漁っていたら見つけた。
「ハーバードの人生を変える教室」の31章”本来の自分にもどる”で嘘について書かれている。
以下その要約である。
嘘をつくことは大きなストレスである。嘘発見器はそのストレスを感知している。笑顔を無理に作らなければいけない職業はうつやストレスに悩まされやすいという報告もある。
嘘をつくことって、単純に心理的な面だけと思っていたが、心拍数とか血圧、汗の量、脳波など体の反応も変えてしまう。だから嘘発見器が存在する。また、うつやストレスになりやすいというのも衝撃の結果だ。
今は嘘自体がなくなっているので清々しいのだけれども、ものすごくいい影響があるんだなと痛感した。
余談になるが、嘘をつかなければいけないストレスに対処する方法として、先ほどの本に以下の内容が書かれている。
- 気持ちを語る
- 日記を書く
- 一人でゆっくりする
精神科のミーティングで語ることはとてもすっきりするので、「気持ちを語る」という方法はたしかに優れていると思う。
また、問題行動の治療として、日記を書いている。これもいい影響がある。
そして、今回の旅行で入浴中は「ひとりでゆっくりする」ことができたのかもしれない。
実は嘘をつかなければいけないストレスに対処する方法をすべてやっていたのである。
嘘自体がなくなったということの他に、嘘をつかなければいけないストレスに対処する方法もすべて精神科のおかげで実施できていたのだ。
どうりで清々しくなるわけだ。
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