『7つの習慣』を読んでいます①

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読み始めたきっかけ

現在は『7つの習慣』を読んでいます。もともと、ベストセラーだからという理由で購入してはいたものの未読でした。

読む前はいわゆる自己啓発書なので、性依存症の治療には役立たないのではないかと思っていました。

しかし、実際に読んでみると、人生を豊かにする人格主義の教えが説かれており、性依存症の過去や現在直面している問題(渇望との向き合い方や、前科のせいで生きにくくなっている人生など)へ向き合っていく上で参考になる本だと思いました。

人格主義と習慣

誠意、謙虚、誠実、勇気、正義、忍耐、勤勉、節制、黄金律などが成功の条件であり、それら”原則”を体得し人格に取り入れる人格主義を筆者は提唱しています。

人格にはメスを入れず小手先だけのテクニックで人を一時的に成功を収めても、相手に不信感が生まれて長期的な成功を収めることができません。

習慣が生活のパターンを決めて、そこから人格が育まれます。そして、習慣は知識(何をするか、なぜするか)とスキル(どうやってするか)とやる気(実行したい気持ち)という三要素からなります。

普段の習慣を変化させるのが難しいこともあるかもしれません。なぜなら、今すぐ欲しい結果を我慢して、将来本当に得たい結果を追求しなければならないからです。

能力や資源へのバランスよい投資

『7つの習慣』の根底には効果性の習慣があります。目的達成それを可能にする能力や資源(人・物・金)のバランスです。

目的達成ばかりに気をとられていれば、健康を害したり、所有する物を故障させたり、人間関係が破綻したりします。適切な休養をとらずに走り続けるようなものです。

一方で、能力や資源ばかりに気をとられてしまうのもよくありません。何も価値を生み出さず、ずっと設備投資をしたり、自分の健康管理に一生のすべてを捧げているようなものです。

つまり、目的達成と能力・資源のバランスが重要なのです。

(次回につづく)

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