昔通った定食屋
昔好きで通った定食屋。誰にでもそういうお店はあるはずだ。
今回は、引っ越しをしてしまい、その定食屋が遠くなってしまった(現実的に通えない)という設定で考えていきたい。
その定食屋、今行きたいだろうか?
「久しぶりに行ってみたいけれど、遠い」というのが率直な答えだろう。
物理的に遠ければ足が遠のく。
そんな時には、「その定食屋のことを考えてつらい」というのが四六時中続くという人はいないはずだ。
なぜなら、物理的に遠いからだ。
つまり、以前は大好きだった嗜癖(≒定食屋)を忘れることに成功している。
結局、無理だと思えば嗜癖は忘れられるのだ。
(脳科学的には、報酬を期待しただけでドーパミンが出る。つまり、報酬が期待できないような「どうせ無理」という状況ではドーパミンが分泌されないため、欲求が起こりにくいのだろう。)
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