精神科のメンバーさんと定例食事会をしてきました

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本日はメンバーさんと食事会を行うことができた。

全員で4人。

おいしいイタリアンのお店で、サラダ、ピザやパスタを食べた。

大皿を取り分けるスタイルのお店だった。

自分を含め、みんな遠慮し合ってしまったのが、ほほえましくもあり、印象的だった。

皆さん、大皿の料理を取り分けるときに少なめにとる。だから大皿に料理が余る。

この遠慮してしまう感じも依存症の特徴なんじゃないかとも思ったり思わなかったり(笑)

「ピザがしっかり4等分されて出てくるので食べやすいね」ということで、追加でピザを注文したのが興味深かった。

次回は取り分けるスタイルじゃないお店の方がいいかなと反省…

お話しについては、やはり、精神科で会うのに比べて、つっこんだ話をすることができる。

性依存と気付いたキッカケとか、いろいろな話をすることができた。

とくに、最近では弁護士さんが性依存の病院に行くように勧めてくれるケースが多くなっているそうだ。

私の逮捕の時も、弁護士さんに勧められた。

司法の現場では徐々に性犯罪は行為依存であるという認識が広まっているようで、嬉しい(?)気持ちになった。

また、性犯罪を行っていた時に、「こんなことやっていてはだめだ。被害者が出てしまう。不毛だ。時間の無駄だ。」と思いながらも、問題行動をやめられなかった心境について共有できたのもありがたかった。

そして、「グワー」っと問題行動にのめりこんでしまう瞬間の脳がビリビリするような感じ(?)についても共有できてよかった。もしかしたら、ギャンブル依存症ののめり込んでいる感じに似ているのかもしれないですね、という話も出た。

このあたりの心境は同じ悩みを持つ当事者としか共有できないので、こういう食事会ならではだと思う。

現在危ない状況にどう対処しているかについては、各自様々だった。

危なかった場所を避けて歩くため、歩く経路を変えているとか、各自が自覚をもって取り組んでいるのが、仲間として心強かった。

そして、共通しているのが、危ないと思ったときに精神科の主治医やメンバーさんの姿が思い浮かぶということ。

これは、本当に私も共感する。

性依存は日常生活のあらゆるところに対象である女性がいるので、しょっちゅうトリガーと触れ合う。

その時に、心の支えとなるのが、大切な人だ。その大切な人に精神科の指導してくれているスタッフや共に頑張るメンバーさんが含まれているのだ。

ラグビーにスクラムというものがあるが、そんな感じで、メンバーさんと共に、だれにも迷惑をかけない・逮捕されない・問題行動をしないという目標を達成したいと思う。

あとは、精神科が楽しいという話にもなった。

私は授業を受けたり、新しいことを勉強する楽しみもあるし、仲間とのふれあいも好きだ。

皆も似たような感じで、精神科が楽しいようで、なんだか嬉しい。

「最初は裁判対策で通い始めたけれど、結局は勉強になるので裁判が終わっても定期的に通院しています」という話も聞くことができた。

仲間がいることはありがたいと痛感する一日だった。

次回は、約1か月後にやります。

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