一生嘘をついて生きていかなければならない
逮捕歴、前科がある人に共通するのは「一生、嘘をついて生きていかなければならない」ということです。
これは、Youtubeで松本俊彦先生がおっしゃっていました。
私も本当にそう思います。
履歴書にも、人間関係を構築するときにも、「刑務所に行っていました」とか「逮捕されていました」って相手に伝えることはできません。
正直に生きれないというところにつながってきます。
依存症のひとは、嘘をつくと再発の危険が高まると言われています。
依存症者の治療の目標は本人のためにも、社会のためにも「再発を防ぐ」ということでなければなりません。
しかし、逮捕歴、前科が正直に生きれなくして、再発をしやすくしてしまうということです。
被害者がいるような性犯罪はバッシングされて当然ですし、それにどう対応するかも含めて責任だとおもいますが、
薬物・アルコール依存に関しては、過剰なバッシングは控えた方が、再発を少なくできるのではないかと思います。
さいごに
今回は、問題提起という形のブログでした。
読者の皆さんも何か考えるきっかけになったら幸いです。
もしも、前科・前歴があって、「嘘をつかなければいけない」人生になってしまった人は、ぜひ治療をうけたり、自助グループに行ったりして、正直に話せる場所を持ってください。
私はそのおかげで回復することができています。
出典
とても、わかりやすく、素晴らしい動画でした。シェアさせて頂きます。
大麻の非犯罪化の是非についても紹介されていて、とても興味深かったです。