彼女との良好な関係

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とある日の彼女との会話を再現したい。

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彼女「最近依存症の具合はどうなの?」

私 「数週間に1回は、女性を凝視してしまうことがあるね」

彼女「そうなんだね。追いかけちゃったりするの?」

私 「見るだけの時もあるし、少しついていってしまう時もあるよ。ブレーキって言ってその場を離れるようにしているので、なにか相手に迷惑をかけているわけではないけれど。」

彼女「そうなんだね。それを聞くと心配だね。以前よりも、今が幸せだから、この幸せがなくなる恐怖も大きいんだよね。」

私 「渇望のことを聞くのは不安だよね。完全に安心できる状況ではないし、心配になるよね。」

彼女「そうだね」

私 「自分では、今は以前とは違う状況なんだ。以前は、ミニスカート姿の女性がいたら条件反射のように凝視したり後をつけてしまったりしていたのだけど、今では『このドキドキはドーパミンが出ているんだな』『これで人生を狂わされてきたんだ』『マイルールを破ると、エスカレートするぞ』とかみしめることができている。」

彼女「そうなんだね」

私 「もちろん、渇望とかスリップは、再発の予兆でもあると思うんだけど、回復の過程ともとらえられると思うんだ。物事に二面性はあるものだし。今は、渇望やスリップを振り返ることで教訓化できているから、回復に向かっていると信じているし、順調だと思っているよ。だけれど、この自信が裏目にでれば油断だし、難しいね」

彼女「確かに、自信と油断は紙一重だね。いい方向にいけることを願っているよ。」

私 「結局はバランスの問題なのだと思う。自信がありすぎると『油断』で、自信がなさすぎると『惨め』とか『憐れ』とか悪い感情が出てきてしまう。ほどよい自信がベストなんだろうね。」

彼女「確かにそうだね」

私 「それにしても、渇望とか私に尋ねるのは勇気がいるんじゃないの?聞きたくない内容だよね?」

彼女「聞かされると気分のいいものではないけど、時々聞かなければいけないと思っているよ」

私 「私のためにありがとうね。正直に言えば、こうやって、渇望の有無を聞かれるのは、嬉しい気持ちと悲しい気持ちがあります。『信用されていないのか』という悲しさが湧いてくるのは嘘じゃない。だけど、実際に完全に安心していられる状況ではないのは事実だし、立場を変えてみれば、治療をしてたった7か月なので信頼してくれと言う方が無理がある。それに、自分のことを気にかけてくれている嬉しさもある。色々な自分がいるね。いまは自分のことも以前よりはだいぶわかるようになった。」

彼女「色々な気持ちが混ざっているんだね。」

私 「カップルでこういう話ができる時点で、私は恵まれていると思うよ。良い理解者が身近にいてくれて嬉しい。〇〇ちゃんはイネイブリングもしないし、ときどき、依存症の症状についても聞く機会を設けて、緊張感を高めてくれる。依存症家族に求められる『凛とした対応』を実現してくれているね。ありがとう。」

彼女「この経験をいつか本にでもしようかしら(笑)」

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彼女との関係は良好だ。

そして、自分も危なっかしいけれど、確実に回復の過程を歩んでいると思う。

誰にも迷惑をかけていない自分、誰にも嘘をついていない自分。

そんな自分を今は誇らしく思う。

今の自分があるのは彼女のおかげだ。

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