頭のストレッチ

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さて。

精神科で行われる頭のストレッチの内容だけれど、扱う内容は、実践的なような抽象的なようなよくわからないテーマだ。

「決断力とは何か」「自信とは何か」とか。

そういう、答えが出しにくい問題に対して、考えてくことが多い。

真剣に考えれば考えるほど、抽象的になっていくし、正解から遠ざかるような気もする。そもそも正解なんてないんじゃないかとも思ってくる。

しかし、最短距離で自分なりの正解にたどり着いてしまったら、それは今までの思考回路をつかっただけなので、何のストレッチにもなっていない。

紆余曲折、遠回り、そういうことが求められているのだと思う。

物ごとを逆からとらえてみたり、別の角度からとらえてみたりすることも有用だと思う。(ちなみに、中途半端に斜めから物事をみるよりは、正反対から見る方が納得しやすいことが多い)

しかし、精神科のデイケアという特殊な場で、周囲の人と対話しながら考える機会と言うのはとても貴重だと思う。

一人で考えるよりも思考が深まる。

周囲の人は当然違う思考回路を持っているわけで、それはそれですごく参考になる。

他人の考え方でいい部分は取り入れたり、これは辛そうな考え方だなと思う部分は反面教師にさせてもらったりもする。

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