ペシミスティックな自動思考

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アルバイト生活でも、それなりにメールのやりとりがある。

仲介会社や、現在ご縁がある職場とのやりとりだ。

そんな中で、相手からの返信が遅かったり無かったりすると、前科がバレてしまったのではないかと思い、気分が暗くなる時がある。

⼈の⼼は A→B→C と動いていくそうだ。
A(Active ivents):出来事に遭遇した時、
B(Believe):思い浮かぶ、考えやイメージがあり、
C(Concequence):その考えやイメージに従って、感情が⽣まれ、⾏動を起こす。
という構造だ。

今回の場合
A:相手からのメールの返信がない
B:前科がバレたのではないかと思い、
C:その考えやイメージに⼼が⽀配されてしまって、不安になり、物事が手につかなくなる

という流れになった。

それなりに、自分も精神科で修行したので、対応しようとしている。

  • 相手が忙しいだけだろう
  • 前科バレてもなんとかなる

こんな風に、自分に言い聞かせて紛らわせようとしている。

しかし、うまくいくこともあるが、所詮テクニックで対処しようとしても、なかなか難しいのが現状だ。

その場はやり過ごせても、また後でメールソフトを開いて、やっぱり相手からの返信が来ていない時は、同じように”前科バレ”を心配してしまう。

自動思考というのは本当にやっかいである。

トレーニングを積んでも、なかなか対処が難しい。

もちろん、その日ずっと不安で辛い、というひどい状況は回避できる。解釈を変えたりして、その日を楽に過ごすことはできる。

でも、やはり、そういう風に解釈を変えただけでは根本解決になっていないので、時間がたてば再び悲観的な自動思考にハマってしまうことになる。

認知行動療法は特効薬のように感じる人もいるかもしれないが、それは幻想かもしれない。

なかなか定着するのに時間がかかるだろうし、根本解決ではなくて気休めなんじゃないかと懐疑的に見てしまう自分もいる。

※ちなみに、根本解決というのは、前科がバレないようにネット記事を全部消すとか、名前を変えるとか、整形手術をして顔を変えるとか、そういうことを想定してます。

ドッヂボールでいうと、認知行動療法が相手のボールをよけるのに対して、根本解決が相手のボールをキャッチするということ。

よけたら、また相手チームからボールを投げられてしまうが、

キャッチすることができれば、いったんボールをキープできるので、攻められ続ける状況を打破できる。

そんな風に感じている。

まずは、根本解決。無理なら認知行動療法。認知行動療法には限界がある。

そうな風に考えている。

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