電車の中とかで「ヤンキー」に会うことがあります。
刺青が入っていたり、髪を染めていたり、ダボダボの服を着ていたりするわけです。
そういう人を見ると、以前の私は、なんとなく嫌な感情を抱いていました。
反感というか、「なんだこいつら」というか、そんな感じです。
「この世からいなくなってしまえー」という排除したい思いすら抱いていた(かもしれません)。
こちらに害がないのに、「迷惑なんだー」と思っていました。(ひどい言いようですね、すいません)
しかし、最近は、なんだか、他者が愛おしく感じられることがあります。
この人はどんな仕事をして、どんな家に住んで、どんな暮らしをしているのかな。
どんな人を愛し、どんな人と家庭を築く(もしくは築いている)のかな。
そんな風に、温かい目で他者を見れるようになってきました。
そうすると、ヤンキーでさえ、温かい目で見ることができて、
どこで髪切っているのかなー(攻めている髪型の場合)
どこでで服飼ってるのかなー?(攻めている服装の場合)
仕事してるのかな?学生かな?(特異な風貌の場合)
といった感じで、相手に興味が湧いてきました。
そして、冗談抜きに、
このヤンキーが幸せな人生だといいな
と思います。
辛い人生にならないで欲しい 。
悪い人間や資本主義社会のシステムに飲み込まれ、搾取されないで欲しい。
そう思います。
話は変わりますが、FIREという単語知っていますか?
FIREとは「Financial Independence, Retire Early」の頭文字をとった言葉で、直訳すると「経済的自立と早期リタイア」という意味になります。
そして、FIREした人の声をどこかの媒体で見たのですが、
「他人の不幸をよろこんだり、成功を妬んだりしなくなった」ということでした。
ふーん、お金の心配がなくなると、心が綺麗になるんだな、なんてその話を聞いて思いました。
ふと、我に返ると、
自分が最近幸せだったり、不安が少ない生活をしているから、ヤンキーに優しくなれているのではないかと思うのです。
これは、なかなかハッとさせられる気付きでした。
大切なことを気付かせてくれたヤンキーには心から感謝申し上げます。
ということで、今、私は幸せなんだと思います。
これからもヤンキーのことも温かい目で見ていきたいですし、自分も今の生活を続けていきたいです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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