性犯罪のニュースが多すぎる!

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最近は、性犯罪のニュースが多いですね。

盗撮やわいせつなどなど。

5月くらいから性犯罪のニュースが増えた印象がありますが、

やはり、暖かくなってくると男性の性欲が上昇するからか、女性の服装が薄着になるからか、理由はわかりませんが、性犯罪のニュースが増えますね。

私は、ヤフーニュースを見るのが好きなのですが、毎日性犯罪のニュースがあります。

ニュースを見えていると、私はいろいろなことを考えます。

加害者の会社や家族などの驚きや悲しみ。

当人の絶望。

生活が一変してしまっただろうということ。

盗撮などは、懲役にはならないでしょうけれど、

出てきたらどうやって生活していくんだろう、

そんなことを考えます。

ニュースでは、事実のみが書かれていますが、泥臭い人間模様のほうが私は興味がありますし、そのあたりを想像して、勝手に自分も悲しい気持ちになることがあります。

しかし、あまり「被害者」の悲しみを考えることができません。

もちろん、恐ろしい体験、気持ち悪い体験をした女性のことは頭ではわかっているのですが、完全にリアリティを持った形で理解・共感することができません。

それは、私が性犯罪者であり、共感する能力が乏しいからなのかもしれません。

とにかく、性犯罪のニュースをみると、

当人の状況や、周囲の人の状況が大変なことになっているんだろうな、

と考えます。

本当に、性犯罪はだれも幸せにしないものだとつくづく痛感します。

ところで、どうして、こういう性犯罪が減らないんでしょうか。

毎日性犯罪者が逮捕されていますよね。

どんな人も、性犯罪のニュースを見たことはあると思います。

そのときに、「まさか自分が性犯罪者になる」なんて思わないんですよね。

テレビを見ながら、性犯罪者のことを「特殊な性癖の変態」、「生まれつきの変態」などと考えて、「自分とは違う」「自分は普通」と考えるんじゃないかと思います。

何を隠そう、私も昔そんな風に思っていました。

そして、気づけば性犯罪に手を染めていたとしましょう。

問題行動をしている状況になると、エスカレートしたり繰り返したりするわけですが、

「まさか自分が逮捕されるわけない」という根拠のない楽観視が隠れているのだろうと思います。

だから、一度手を染めてしまうとやめられない。

性犯罪者は、自分のしていることが犯罪であること、逮捕される可能性があること、は理解しています。

しかし、「自分は大丈夫」というよくわからない自信があるんですね。

もう、よくわからない状況ですよね。

「自分がしているのは犯罪だが、自分は逮捕されないと思っている」のですからね。

自己矛盾。

とにかく、この「自分は性犯罪者にならないだろう」という決めつけや、「自分は逮捕されない」という楽観視があるから、性犯罪が減らないんだと私は考えます。

だから、性犯罪は厳罰化したり、啓蒙ポスターを貼っても減らないんだと思います。

性犯罪は一度始めてしまうとやめられない病気(一概に病気ととらえるのではなく、犯罪という側面ももちろんあります)。

性犯罪はどんな人もなってしまう可能性がある。

そして、なにより、性犯罪を犯してしまい、回復に向けて自助グループに通ったり精神科に通院している人がたくさんいる、という現実を多くに人に知ってもらうのが、加害者を減らすのに有効だと思います。

性犯罪が、より身近なもので、やめられない依存症であり、やめようと努力しているひともたくさんいる

そんな側面があるということを、私は多くの人に知ってもらいたいと思います。

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