精神科で後輩がふえてきた

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精神科に2020年3月から通っているので、4か月通ったことになる。

胃腸炎で休んだ以外はすべて出席している。

先日「頑張っていますね」と心理士さんから言われたが、自分としては頑張っているとは思っていない。いろいろと勉強になるし、友人もできたので話すのが楽しいから通っている感じだ。

4か月も通っていると、どんどんと新しいメンバーさんがやってくる。

ちょっと緊張した面持ちで参加している新人さんには、私の方から積極的に声をかけている。それぞれ、結構大変な人生を経験されてきている。私もそれなりの人生を送っているから、共感的な態度で相手の話を聴くことができる。

話していると、犯罪心理の話になることがある。私は、問題行動を起こしてしまった自分の心境を嫌というほど考えてきた。問題行動をできる自分がなんだか尊大になった感じがして自信が持てたとか、問題行動がエスカレートして大胆になっていくときは自分自身が成長している感じがしたとか。そういう心の内の話をすると、共感してくれる。

「問題行動をしていたときは楽しかった」というような不適切な回想ではない。馬鹿なことをしてしまったという後悔の中で、どうして自分が間違った選択をしてしまったのかを話し合っているのだ。

話をしていると、新人さんは表情が明るくなって、心をオープンにしてくれる印象がある。私もそうだったが、だれも相談できる人がいなかったのだろう。自分は変態なんだと卑下していたし、自分の裏の顔はひどすぎてだれにも見せることができないと思っていた。そんな中で、同じ悩みや後悔を持っている人が一緒の空間で治療を受けているのは、新人さんにとっていい影響があると思う。

たいした経験の差があるわけではないが、後輩にいい影響があるように振舞いたいものである。

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