性依存症の家族はとても辛い。
当事者との関係でものすごく悩むはずだ。
当事者を支えていくことが大切だ、などと固定した考え方にとらわれてしまうと辛い。
性依存症の問題行動は「取り返しのつかない」ことの一つであるから、
無理に関係を再構築するのではなく、離別するのも一つの方法だと思う。
関係を絶つことで、お互いが幸せになることだってあるはずだ。
一方で、本当に「取り返しのつかない」ことなのか、という議論もある。
当事者は、治療に取り組んで、罪と向き合い生きていく道もある。
ご家族は、その生き様をみて、許すというのも一つの選択肢ではあるはずだ。
性依存症当事者を支えていくのか、別れるのかという問題は非常にデリケートだと思う。
当事者との関係で悩んでいる人には、この本がオススメだ。
ちょっとマイナーな本だが、いいことが書いてある。
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