最近は、アマゾンプライムで「僕らは奇跡でできている」というドラマを見ています。
このドラマ、実に面白いです。
ちょっと変わった動物学者が周囲の人の価値観を変えていく物語です。
私が印象に残ったのは、イソップ物語に出てくる「ウサギとカメ」の話の解釈について。
一般には、
- カメのようにコツコツ努力しましょう
- ウサギのように油断してはいけません
という教訓がこの物語には込められていると考えられています。
しかし、目的論で考えると、
- ウサギは他人を見下すために走っていた、ウサギは優越感を得るために走っていた
- カメは歩くこと自体が楽しくて歩いていた
という解釈もできるのだそうです。
確かに、ウサギはカメとの距離を気にしていました。カメと大差だから休もうとしました。
一方で、カメはウサギのことなど気にすることなく、ただただ前に進みました。
競争をしているウサギと、前に進んでいるカメ。
目的が全然違ったのです。
そして、その背景にある心理は、
勝たないと自分には価値がないととらえるウサギと
自分のやりたいことに没頭しているカメ。
ウサギは何とも生きにくい性格をしています。
こんなかんじで、このドラマ、とても興味深いです。
少なくとも、今の私にはとても刺さります。
ウサギとカメ以外にも、色々と興味深いセリフがありました。
- 一番仲良くなりたい人は「自分」
- 自信がないから、自分はすごいって証明したい
- 自分をいじめてしまうんですね
- 失敗したらダメだと思ってるから、ちゃんとやらなきゃと、型にはめてしまう
アマゾンプライムなどで見れるひとは、ぜひ見てみてください。
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