不幸自慢(愚痴)と言うのがあります。
「こんなひどいことがあってね」
というような発言です。
これは、相手を嫌な気分にさせることがあります。
「それは大変だったね」
という風な反応を強いることになり、相手の発言を限定してしまうからです。
「それは大変だったね」と言ってくれる相手はまだいい方です。
中には、
「俺の方こそ、こんなひどい目にあったんだよ」と不幸自慢を不幸自慢で返してしまいます。
お互いが、優越性を追求してしまうと、このようにお互いが嫌な気持ちになってしまいます。
また、「そういうときはこうしたらいいよ」なんてアドバイスを相手はいいたくなってしまうかもません。
(そういう時は、”助ける”ことで承認欲求を満たしたいのです)
そういう、助言に対して、「そんな簡単に言わないでくれ」などと素直に従えない自分、反発したくなる自分というのもいるはずなので、険悪なムードになってしまうかも。
つまり、不幸自慢(愚痴)は、極力しない方が無難です。
もしするとしたら、「愚痴を聞いてもらってもいいですか?」と一言前置きくらいはしておいた方がいいと思います。
コメント