価値がある男性というのは「みんなに求愛される男性」でしょう。
価値がある女性というのは「高嶺の花」でしょうか。
ところで、それを打ち破りたい欲求(つまり天邪鬼的な考え方)が人間にはあるようです。
「みんなから愛されている男性」のことを「私はあの人嫌い」と言ったりします。
「私は一味違う」「お前らとは目の付け所が違う」という風に。
また、「高嶺の花」である女性に同意を得ずに性的接触を図る(つまり性犯罪をする)こともあります。
「俺はこんなことができるんだ」という優越感が得られます。
「私は人と違うんだ」「こんなこともできるんだ」という差別化や優越性の追求を必要としている人はどんな人なのでしょうか?
きっとそれは自己愛が弱っている人なのでしょう。
健全な自己愛を持つ人は他者との差別化を必要とせず、上手に負けることができたり、社会との調和を保てるのではないでしょうか。
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