会話は何気なく毎日していると思いますが、
ふと考えると、難しいなぁと思います。
例えば、相手が
「リンゴが好きなんですよ」
と言ってきたとします。
返事として、
「そうなんですね」
「リンゴが好きなんですね」
と回答したらどうでしょうか?
そっけない印象を与えてしまったり、
ともすると、「お前とは話したくない」といった印象を与えるかもしれません。
単に、「了解しました」では円滑に事が運ばないんですね。
考えてみると、
発言した人は相手の返事を予想していたり、続けて話したい事柄があるとわかりました。
つまり、
「どんなリンゴが好きなんですか?」
とか
「どのくらい食べるんですか?」
といった返答を発言した側が求めていたり予想しているということです。
あるいは、
「おいしいリンゴの見分け方を紹介したい」
「メルカリでリンゴを買うのにハマっていて、そのことを話したい」
という風に、伝えたい内容があるということです。
つまり、返事をするときには、発言者の求めている返答をするようにしたり、発言者の話したい内容に誘う返答が求められているわけです。
会話って、相手への興味や思いやりがないと成立しないんですね。
アスペルガーの人と話すと、どこか会話へのぎこちなさがあったのですが、
それはきっとアスペルガーの人が「相手のことを考える」能力が少し低いからなのかもしれません。
私も共感する能力が低い傾向にあると思うので、会話には気を付けていきたいと思います。
それでは今日はこの辺で。
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