セルフモニタリング

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自分が置かれた状況を俯瞰・客観視しながら、自分の行動・考え・感情を自分で観察し記録すること。

チェックシートなどのテンプレート化された用紙に記入していく方法もあれば、白紙のノートに記載していく方法もあります。日記もセルフモニタリングの一つです。

心理学者のKanferは、セルフモニタリングすると自己評価・自己強化が起こり、これが動機づけとなって自己調節行動が生じるとしています。心理学者のNelsonらはセルフモニタリングするだけで行動頻度に変化が生じることを指摘し、セルフモニタリングが行動変化を起こすための誘発因子として機能しているとしました。

依存症の治療においては、

  • 渇望の有無
  • 行動療法で定めたマイルールに違反したかどうか
  • 問題行動をしたかどうか

などを書き込むことが一般的で、一定の効果を示すものと考えられます。

よろしければ下の記事もご参照ください。タイトルは同じですが、内容を変えて解説しています。

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