8月17日から18日まで一泊二日で帰省をして、墓参りしてきた。
私は一人っ子で、父親は亡くなっているから、母と私が揃えば全員がそろったことになる。随分とコンパクトな一家だ。
迷惑
帰省して気になったことは、母親に迷惑をかけてしまっているということである。
母親はことあるごとに私の話題を近所の人や親族から聞かれる。もちろん周囲に悪気はなくて、自慢の(?)一人息子に対する質問をしているだけなのだ。しかし、今の状況について説明するのも気まずい。
「息子さんは元気ですか?」とか聞かれる時に、しどろもどろしなければいけない。とくに離婚してしまったという事実についてはなかなか母親からは言い出しにくいとのことだった。
「息子さんの仕事は忙しいですか?」という問いに対しても、まさか解雇されたなどとは言えない。
親族間の噂話がどうなっているかは知らないが、すくなくとも母親に上記の質問をしてくるのだから詳しいことは知らないのだろう。知っている人も空気を読んで、変な噂話は広めないでいてくれているのかもしれない。しかし、こちらが身構えてしまい、親族関係を自分から拒否してしまう。元々は仲が良かっただけに、「最近付き合いが悪くなってしまったよね」とか言われてしまっているかもしれない。
母親はとても優しい。私には「これから頑張ればいいんだよ」と温かい言葉をかけてくれる。そんな中で、親族間のやりとりで辛い思いをさせてしまっていることが申し訳ない。誰にも相談できない孤立無援状態にしてしまった。父が生きていれば相談できただろうが、それも叶わない。
母親ももう65歳である。「一時は大変な時があったけれど、いまはだいぶ良くなったね」と早く言わせてやりたい。それを実現させるためにも、やるべきことをコツコツとやっていきたい。
コメント
お墓参り、お疲れ様でした。お父様は何があっても主さまやお母さまを見守ってくださることと思います。
しかし依存症というのはつくづく恐ろしいものだと感じます。
私も5月に同居していた祖父を亡くし、自分でも驚くほどの悲しみに覆われていたのですが、2週間ほど経ってそれが少し和らいだとき、渇望も復活しました。
私は仏壇に手を合わせるとき、お願いをしてしまっているのですが、そうではなく報告だけにすべきなのかなとも感じました。
自分の行動に責任を持つ意味でもそれが本筋かもしれませんね。
ちゃんと極楽なり天国なりに行って故人と再会できるよう、自分を正していきたいです。
暑い日が続きますのでどうかお身体にお気をつけください。
いつも温かいお言葉ありがとうございます。
kk様は最近身の回りでご不幸があったのですね。おじいさまのご冥福をお祈りいたします。
渇望は扱いにくい厄介なものですよね。
不幸のときに自暴自棄になり渇望が出ることもあれば、kk様のおっしゃるような気持ちの変化の時期に出てきたりもします。
また、なぜかわかりませんが、順調なときにもひょっこりと渇望が生ずることもあります。
仏壇にお願いをするかどうかに関しては、各自の考え方があっていいと思うのです。
私の場合は、報告だけにした方が、「自己責任」というのを強く感じで身が引き締まりました。
しかし、kk様の場合は違った方法が相性がいいかもしれません。本当に人それぞれです。
なにはともあれ、故人から勇気をもらえる方法があると、心強いですよね。
kk様もお体に気をつけてくださいね。