バーベキューしました

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そういえば、以前から計画していた通り、日曜日にバーベキューをしてきた。

とても楽しかった。

まずは、いつも仲良くさせていただいている性依存ブログ管理人さんとちょっと早めに集合。大きな本屋に行って依存症関連の本を見た。どれも購入してみたいけれど私はお金が厳しいので我慢(笑)。依存症の本は全体的に高い。

その後、全員集まったので、BBQ(2時間飲み放題付)がスタート。

食事関係で言えば、肉とソーセージと野菜があり、鉄板で焼いたので雰囲気があってよかった。そして、追加で焼きそばもオーダーしてバランスよく食べられた。デパートの屋上だったので虫もいなかったのはポイントが高い。

飲み物は、ビアガーデンということもあり、色々な国のビールが飲めた。チェリービールというのがあり、赤しそ味のような変わった風味を楽しめた。あとは数種類の黒ビールの飲み比べも個人的にして楽しかった。やはり黒ビールの方がコクがありおいしい。

さて、肝心の懇親会の内容は、ここでべらべら書くべきではないが、差しさわりのない範囲でご紹介したい。

人数は4人。皆20-30歳と若い。管理人さんは3年以上治療に取り組むベテランで、私は治療歴半年の中堅、残るお2人は治療して1ヵ月程度である。

まずは、依存症の共通の話題で盛り上がった。ここが嗜癖だとか、ここが危険(慢性リスク)だとか。具体的には、夜が危ないとか、ショッピングモール・満員電車・歓楽街・駅が危ないとかそういったことを話し合った。あとは、危ないときにどうしているかというのも話し合った。こうやってオープンに話していくのは心地が良い。普段から無意識に作ってしまっている他人との壁を感じない。

彼女ができたときに依存症のことを言うのかという話題にもなった。これは非常に悩む問題だ。私は問題行動を起こした時に彼女がいたので、謝る形ですべてをカミングアウトしている(彼女に迷惑をかけたから治療しているということである)。一方で、これから出会いを求める場合は、相手に隠しているのは罪悪感があったり、実際に精神科の通院をどうごまかすかor説明するかというのも難しい問題だ。当然、簡単に結論が出ない問題ではあるのだけれど、皆で飲み食いしながら相談できたのがとても楽しかったし有意義だった。

もう一つが、依存症は回復(寛解)はするけれど完治はしないという話題も出た。治療をはじめたときは私もショックを受けた事実だ。私なりの見解は、「脳の回路が出来上がっちゃってて、その回路を治すことはできない。だけど、その回路を使わないことはできる。」というものだ。あっているかわからないが、自分なりの見解を披露することができて良かったと思っている。

全体的にはとても満足のいくもので、楽しかったし、また計画したいと思った。依存症者は多くは「自分は無能で、価値がなく、独りぼっちだ」と不安を抱いているそうで、依存症の反対が「つながり」という考え方もある。今回得られた仲間たちとのつながりを本当に大切にしたい。大切にするということはどういうことかというと、自分が仲間たちにとってメリットのある存在であり続けるということだ。共感的な態度で接する、依存症治療に真摯に向き合うなど、日ごろの態度や姿勢が非常に大切になる。良い影響がお互いに及ぼし合えるような関係になれたら最高だ。

次回が非常に楽しみだ。

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