「マインドフルネススリップ」

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私のマインドフルネススリップ

ちなみに、私の嗜癖はミニスカートです。

ミニスカート姿を見るのが好きで凝視してしまったりします。

はたまたパンチラが見たくなって尾行して何かの拍子で見えないか期待することもありました。

急な階段でも上ってくれないかな、しゃがんで何かの拍子に見えないかな、とか考えてしまいます。

そんな嗜癖の私ですが、いまもミニスカート姿の女性をみつけるとソワソワしてしまいます。

そのソワソワを全力で噛みしめるのが私のなかでは、「マインドフルネススリップ」なのです。

マインドフルネススリップは7つの要素から成り立っています。

マインドフルネススリップの7要素
  1. ドーパミンが出る
  2. 前頭前野の血流が落ちて理性を失う
  3. 天使の声と悪魔の声の葛藤
  4. 悪魔の声を支える”認知のゆがみ”
  5. 天使の声を支える”知識”
  6. 最終的には、「ブレーキ」と声に出して逃げる
  7. 「もったいないことをした」vs「自分との約束を守れた」

ドーパミンが出る

まずは、ドーパミンが分泌されているのをありのままに感じます。

頭がビリビリする感じ、頭からよだれが出る感じ、全身が求めている感じ、など人によって感じ方は様々ですが、報酬を期待しただけで分泌される快楽物質ドーパミンは、なにかしらの感覚をもたらします。

その感覚をありのままに感じます。

私の場合は、「対象(ミニスカート姿の女性)に吸い寄せられる感じ」ですね。

そして、心拍数の変化を感じます。

心臓の音がドクン、ドクンと大きく聞こえると思います。心拍出量が大きくなっています。

そして、心拍数(鼓動)が早くなります。

これは、どちらかというと、体の内側に聞こえる、心臓の音に集中する感じです。

最後に、血圧の上昇を感じます。

腹筋に力を入れたときのような、全身に力のみなぎる感じを感じます。

実際に、手首の動脈を触って、血圧と脈拍を感じてもいいかもしれませんね。

前頭前野の血流が落ちて理性を失う

これは、理性がなくなって、簡単に言うとバカになってしまうことです。

なので、「バカになってるな」とありのままに感じます。

精神科とか自助グループとかにつながっている人であれば、そこでの知識や人間関係を思い出せない状態に自分がなってしまっているとありのままに感じてもいいかもしれません。

自分の家族が悲しむ姿すら想像できない自分がいるということに目を向けます。

過去に逮捕されたことのある人は、その逮捕の嫌な思い出すら思い出せていないという状況を感じてもいいですね。

メリットとかデメリットとかそんなもの考えられないほど、理性を失ってしまうのです。

天使の声と悪魔の声の葛藤

「少しくらいいいじゃん」、「これで最後にしよう」といった悪魔の声がまず聞こえてきます。

そのあとに少しして、「ここで辛抱できたら自信が持てるんじゃない?」「ここが勝負どころだよ」「仲間やサポーターが悲しむよ」「逮捕されるかもよ」などと天使の声も聞こえてきます。

その時の思考過程をありのままに感じます。

どっちが正解とか、戦うとか、そういう感じではなくて、

ああ、様々な声が聞こえてくるな、という風にありのままを私は感じるようにしています。

悪魔の声を支える”認知のゆがみ”

だいたい、ここで、認知のゆがみが登場します。

「凝視するだけなら、法律違反でもないし、大丈夫だよ」

「これくらい、世の中の男は普通にしているよ」

「自分にとって、理想的な下着を履いているかもしないよ?それが偶然見えるかもしれないよ?」

などなど、悪魔の声を応援するような、自分勝手な認知が登場することが多いですね。

これも、ありのままに感じます。

肯定も否定もせずに、「うんうん、なるほどね」という感じで。

天使の声を支える”知識”

悪魔の声、認知のゆがみから遅れて、正しい知識が登場します。(あくまで私の場合です)

「これがエスカレートすると、逮捕につながるよ」

「ドーパミンの耐性という性質を覚えてる?今回スリップすると、ここからどんどん依存症の深みにはまっていくよ?」

「自分との約束をまもれないと、自信を失うよ」

「悲しむ人がいるよ」

「短期的な得ではなくて、長期的な得をとろうよ」

といった、天使の声を応援してくれる、正しい知識に基づいた声が聞こえてきます。

これもありのままに感じます。

「うんうん。なるほどね。」という感じです。

最終的には、「ブレーキ」と声に出して逃げる

これは、私の中でルールです。

必ず危険な時はやらなければならないルールです。

いつも通り、「ブレーキ」と声に出して、逃げます。

「もったいないことをした」vs「自分との約束を守れた」

逃げる途中の心境もありのままに感じます。

「もったいないことをした」vs「自分との約束を守れた」

というのが出てきます。

「もったいないことをした」というのは、ひどい言い方ですが、絶好のターゲットだったのに、という風に悔しがる気持ちです。自分で「ブレーキ」と言って逃げておきながら、悔しがっている自分がいるのです。

ただ、それも事実。

逃げながら振り返ってその女性を見ることもあります。

「ああ、自分は悔しがっている、損したと思っている」とありのままを感じるようにしています。

そして、一番最後にでてくるのが、「自分との約束を守れた」という自信です。

これは、女性が完全にいなくなって、少ししたら沸き起こる感情です。

この自信はとても心地よいものです。

「自分はやればできる」

「依存症治療はこれの積み重ねなんだ」

という風にポジティブになれます。

さいごに

スリップしそうになった時に、是非このマインドフルネススリップを試してみてください。

とても得られるものが多いと思います。

その得られた感情を分析したり、ノートに書いたりしてみてもよいと思います。

もし、スリップしてしまったら反省になりますし、渇望の段階で止まったとしても振り返ることで気付きを得ることができます。