「マインドフルネス」という言葉は依存症治療をしていると頻繁に耳にする単語です。
ストレスや怒り、焦り、不安、緊張などのコーピングとしてすぐれています。
また、集中力や感情のコントロールをする力が向上するともいわれています。
マインドフルネススリップ
さて、今回ご紹介するのが、「マインドフルネススリップ」です。
これは、完全に私の造語となります(笑)。
スリップしそうになったら、その状態をありのままに感じるということです。
そういう意味では、スリップしてしまっていても、スリップを免れて渇望の段階で止まったとしても、このマインドフルネススリップの考え方は使えると思います。
正確に言えば「マインドフルネス渇望対処」なのかもしれませんが語呂がいいので「マインドフルネススリップ」とさせていただきます。
それではここからは、私のケースを紹介したいと思います。
急性トリガーに遭遇し渇望がでたけれども、事前に決めていた対処法(ブレーキと言う)をして危険を回避できた時の話です。