性依存症治療において、約束や決心は意味がない

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ちょっと過激なタイトルをつけましたが、今日はちょっと辛口なブログです。

約束とか決心って意味がないですよね、という内容です。

さて、皆さん。

「もう、問題行動しないようにしようね」

という約束は意味があると思いますか?

私は、依存症治療において、約束は意味がないと思っています。

そもそも、依存症というのはコントロール障害になってしまっている面があるので(やめようと思ってやめられるのであれば、それは依存症ではない…)、

「問題行動に対して無力である」という認識が正しいと思います。

約束したって無駄だから、別の方法を考えるのがいいでしょう。

危険な時間に家を出ないとか、

仕事の行き帰りに、家族と電話することを義務づけるとか、

行動療法が大切だと思います。

約束というのは他人としますが、自分自身と約束することを決心と言います。

決心も同様に依存症治療においては無意味だと思います。

何かを決心して、頑張っている未来の自分を想像することは、「楽」していることであり、「逃げ」です。

たしかに、これから変わるぞと意気込んでいるときは、未来の人生を想像して興奮したり楽しかったりします。

何かを決心するのは自分に期待しているだけの楽な逃げの行為なのです。

依存症治療において大切なのは、約束や決心ではないのは明白です。

こんなことを書いておきながら、私も約束や決心をしてしまうのですけれども…
今日は自戒を込めて書きました。

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