解雇されて

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解雇された。

一か月前に前科が雇用主に露呈してから、一か月の猶予期間(勤務していいよという期間)が終わって、退職となった。

振り返ってまず思うことは、自分は十分に傷つくことができた、ということ。

前科が露呈した日、私は泣きながら帰宅した。

帰宅してから泣きながら妻に抱き着き、経緯を説明し、自分の人生に巻き込んで申し訳ないと謝罪した。

結局頑張ってきたけど、報われなかった、と悲しんだ。

子供が誕生してこれからという時に、と何かを恨んだ。

今になって思うけれど、しっかりと当時悲しむことができて良かったと思う。

感情を表出することができた。抱え込まずに済んだ。

これは、今後の人生を生きていく上で、きっと重要な事だろうと思う。

悲しみを受け止めてくれた妻には感謝したい。

そして、勤務の最終日である今日、色々なことを考えた。

前科が雇用主に露呈しているので、職場に勤務するのは気まずかった。

雇用主以外の従業員は理由は知らないまでも、「あの人はやめる予定だ」というのは伝わっていたから、詳細を語ることができない退職なので、やはり気まずかった。

そんな職場を終えることができて、嬉しい気持ちがある。

この1か月間、穴があったら入りたいようなきもちだったので、その環境を離れることができる喜びがある。

同時に、やはり未練がある。

その未練が今日は強かった。

今回の前科の露呈を機に、自分のいる業界からは足を洗おうと思っていた。

同じ業界で再就職をしても、同じように前科がバレてしまう可能性がある。

そんな恐怖と向き合いながら生きていくのは嫌なので、同じ業界は避けようと考えたのだ。

だが、今日は自分のいる業界に未練を感じた。

もう一生やることはないんだろうか。

今まで教えてもらった専門的な知識は無駄になってしまうのだろうか。

そんなことを考えていると、いままで研修などで大変だった時のことや、初めて仕事をした時の喜びや興奮が走馬灯のように思い起こされた。

そして、私は今後の進路決定を再考した。

結論をまだ出さない

それが一番大切だと感じた。

保留する力、我慢する力が今は必要だと思う。

私は、「安全」を手に入れるために、今いる業界を去ろうとした。

私は、「重要感」を手に入れるために、今いる業界に残ろうとしている。

今の自分の価値というと、やはり今ある技能である。

その技能をみすみす捨てていいのかという疑問が残る。

そして、新しく進む業界が未来が明るいのか、稼げるのか、楽しいのか、やりがいはあるのか。

まだまだ、リサーチが足りないと思う。

今いる業界で、雇われではなく、独立するという道もある。そうすれば、解雇されない。

しかし、独立というのは、銀行からの借り入れなどがあり、ハイリスクであるので、今の私にそのようなリスクがとれるのか、甚だ疑問である。

ひとまずは、保留し、9月までは情報収集に努めるものとしたい。

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