失敗を隠す弱さについて②

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失敗を隠すということについて、コロナワクチン接種のミスを告白した看護師の話を前回しました。

今回は、私のことについて書いていきたいと思います。

私は3回逮捕されています。

1回目の逮捕のときは盗撮でした。

そのころは学生(未成年)でした。

携帯電話に問題の画像が入っていたこともあり、「言い逃れができない」と感じて仕方なく罪を認めました。

処分は保留されました(処分保留というのは、警告のみですから、実際は無罪と同じことです)。

2回目の問題行動は、就職もしていて、1回目の結婚をした後のことでした。子供もいました。

問題行動の詳細はここでは触れませんが、言い逃れができそうな事件だったのです。

最後まで黙秘していけば不起訴もありえた案件でした。

ですが、弁護士と相談し「起訴されても罰金刑」ということで、罪を認めたわけです。

その当時に考えていたのは、「保身」でした。自分を守りたかった。

だから、迷惑をかけた人のことも考えられず、ただただ自分のことを考えていました。

迷惑をかけた当時の家族のこともあまり考えていなくて、家族を失う自分にはなりたくないという、自分中心の考え方でした。

そして、素直に「ごめんなさい」といえる自分ではありませんでした。事件を起こした言い訳を必死に探して取り繕っていました。

つまり、私は弱かったし、依存症の用語でいうところの、「否認」の状態でした。

そして、3回目の逮捕。

私は、色々なものを諦めました。

こちらも詳細は触れませんが、大罪を犯しています。以前の逮捕とは比べられない罪です。

私は懲役も覚悟して、自分の言葉で事件を起こしたいきさつをすべて話しました。

良い弁護士さんとも出会い、「黙秘がおすすめだけど、あなたが罪を償いたい気持ちがあるのなら応援します。」と言ってもらいました。

示談を進めていきました。

ちなみに、その時の心境は、嘘をついていたり取り繕っていた2回目の逮捕とは違い、表現が難しいですが、吹っ切れたというような心境でした。表現が不適切かもしれませんが、清々しいという思いすら抱きました。

留置場では問題行動もできませんし、「やっと自分の一連の問題行動が止まった」という思いもありました。

嘘をつかないで正直に話していくということは、当時の私にとって救いでした。

示談交渉は弁護士さんがうまく進めてくれ、なんと不起訴に終わりました。

関係者がみんな驚くような不起訴でした。

担当の検察官も、社会での更生を期待してくれていたのだと思います。

不起訴という結果は、本当に嬉しかったですね。

その後、紆余曲折を得て(セックス依存症などの問題行動がありました)、精神科につながり、ゆっくりではありますが回復の道に進み始めました。

思い返すと、3回目の逮捕で黙秘をしたり、取り繕いをしなかったことが、私の心の回復には必要だったのだと思います。

真実を話すこと、とりわけ懲役を覚悟しながら真実を話すことは、とても勇気(こういうときに使う言葉ではないかもしれませんが)がいる作業でした。

そのあたりを後押ししてくれた関係者に私は感謝したいと思います。

ということで、私は失敗を隠すのは弱さだと思っています。

失敗をなくすことはもちろんですが、

失敗をしたときに、しっかりと謝ることをしていかなければならないと感じました。

特に、「またやったのか」と言われてしまいそうな、複数回の失敗の時こそ、正直に打ち明けるのが難しいと思います。

依存症の問題行動なんかは、繰り返してしまうことも多いはずなので、「またやったのか」と言われてしまいそうです。

そういう時こそ、誰かに迷惑をかけたのであればしっかり謝ることが大切だということを、私は自分の人生から学びました。

なんだか偉そうに、すいません。

それでは、今日はこの辺で。

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