新しい依存症を人工的に作るにはどうしたらいいのでしょうか。
脳科学的に言えば、
「短期間にドーパミンが大量に分泌させる行為や物質」
心理学的に言えば、
「欲しい感情が一時的に強く手に入る行為や物質」
であれば、人間は依存症になりやすいです。
短期間に・一時的にというところがポイントで、
じんわりと長めに効いてしまうと、それは依存症になりにくいです。
例えば、旅行とかは依存症になりにくいと思います。
じんわりと楽しいからです。旅行の後に思い出に浸ったりしますよね。
でも、ジェットコースターは乗り終わった瞬間から「もう一回乗りたい」となりませんか?
これは、一時的に楽しいからなんですね。
そう考えると、依存症の問題行動が「じんわりと良い」のであれば、
「あの時は最高だったな~また来年にでもやりたいな~」
となるはずなのですが、問題行動はもっと短いスパンで繰り返されます。
ちなみに蛇足ですが、睡眠薬も依存性があるんですが、
短期作用型と長期作用型だと、前者の方が依存性が高いそうです。
こういうのも、 短期間に・一時的にというところがポイントのようです。
依存症とは無縁の「じんわりと幸福感のある人生」を目指したいものです。
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