come back~償いとは、寛容な社会とは~

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依存症なのかどうかは全く分かりませんが、

私的に、「何らかの依存症じゃないかな」と感じて、ひそかに応援していた方々が、ぞくぞくとcome backしています。

山口達也さん

久しぶりに拝見するお顔がとても穏やかなのが印象的でした。

自分自身と向き合い、新たな道を歩まれる山口さんの幸福を願わずにはいられません。

ASKの資格をとるなかで、いろいろな苦労もあったと思いますが、きっと良い出会いもあったはず。

山口さんはきっと大丈夫。そう確信しています。

アンジャッシュ渡部さん

20年6月にスキャンダルで芸能活動を全面自粛してから、22年2月に芸能活動を再開されましたね。

2023年4月27日には、奥様の佐々木希さんが第2子を出産されました。

いやしかし、渡部さんはもう50歳なんですね。驚きです。見た目が若いです。

最近は、やはりTVに出演するのが難しく、講演活動をしているそうです。

渡部さんのターニングポイントは離婚に至らなかったことだと思います。

問題のある行動をしたあとは、ほぼほぼ必ず離婚になるのですが、

ごくまれに、パートナーの方の”理解がある”と、離婚にならない場合があります。

”理解がある”と、なんて軽く書きましたが、それはもう、佐々木希さんのなかで、壮絶な葛藤があっての選択だと思います。気軽に文字にできるものではありません。

何はともあれ、奥さんが残ってくれた、新しい命を授かった。

渡部さんは頑張るしかないでしょう。

応援しています。

東出昌大さん

東出さんは2020年1月に不倫報道がでて、同年8月に離婚しています。2022年2月には所属事務所との契約が解消されました。

現在は、人里離れた山中での狩猟生活を営んでいるそうです。仕事があるときは東京に行くそうです。

Youtubeで検索してみると、なかなかワイルドな生活に様子を見ることができました。

最近では、映画『Winny』で主演を務めています。

Youtubeで関連動画を見たのですが、

不倫騒動のあとから、演技が上達したというコメントがコメント欄に書いてありました。

スキャンダル、離婚、週刊誌に追われる日々。

とても落ち着かない日々を過ごされたと思います。

もちろん、杏さんや関係者を裏切ってしまった事実は重く、本人が向き合わなければいけない問題です。

しかし、再起が許される社会であってほしいと私は思います。

まとめ

上に書かせていただいたお三方をみると、私は自分自身の境遇を思い出します。

私も、多くの人の信頼を裏切り、それはもうひどい人生でした。

しかし、結婚し、子供がうまれ、何とか仕事もできています。

私も、しつこく踏ん張って生きていますので、

上に書かせていただいたお三方を応援したい気持ちが強いです。

しかし、世間の目は甘くないようです。

ヤフコメ欄、Youtubeのコメント欄は批判的なコメントであふれています。

なんとなく、現代社会は閉塞感がありますよね。

そういう状況ですから、不祥事を起こした有名人は、袋叩きに合うのは当然なのかもしれません。

人間には他人の不幸に嗜虐的快楽を覚える心性があるのだそうです。

犯罪者やその家族が受けるであろう精神的ないしは経済的苦しみを想像することに快楽を見出す人の存在を指摘せねばならない。人間には他人の不幸に嗜虐的快楽を覚える心性があることは不幸な事実であり(わが国には、古来「隣りの不幸は蜜の味」と嘯くことを許容するサブカルチャーが存在していると説く社会科学者もいる。)、実名報道がインターネット上で拡散しやすいとすれば、その背景にはこのような人間の心性が少なからぬ役割を果たしているように思われる(この心性ないしはそれがもたらす快楽のことを社会科学の用語を使って、以下、「負の外的選好」といい、負の外的選好をもたらす実名報道の機能を、以下、「実名報道の外的選好機能」という。)。しかしながら、負の外的選好が、豊かで公正で寛容な社会の形成を妨げるものであることは明白であり、そうである以上、実名報道がもたらす負の外的選好をもってプライバシー侵害の可否をはかるうえでの比較衡量の対象となる社会的利益と考えることはできない(なお、実名報道の外的選好機能は国民の応報感情を充足させる限度において一
定の社会的意義を有しているといえなくもないが、この点については、実名報道の制裁機能の項において既に斟酌されている。)。

令和2年(受)第1442号 投稿記事削除請求事件
令和4年6月24日 第二小法廷判決

しかし、上の引用にもありますが、人間には他人の不幸に嗜虐的快楽を覚える心性があり、それは豊かで公正で寛容な社会の形成を妨げるものです。

本人が被害を弁償し、自分と向き合い、真剣に再起を願ったときに、それを受け入れることができる社会であってほしいと私は思います。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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