行動力という言葉がある。
その名の通り、実践する能力のことで、これが自分にはない。
「○○やりたいなぁ~」と願望を嘆くばかりで、何か始めるのが得意ではないのだ。
その心理は簡単で、「面倒くさい」「変わるのが怖い」という心理なのだと思う。
いつかは喫茶店を営んでみたいなとか、いつかは開業をしてみたい(雇用されるのではなく、自分の事業を持ちたい)とか、勉強を教えるのが好きなので学習塾の先生をしてみたい(これも最終的には学習塾を営んでみたい)という野望があるが、語るだけで終わってしまいそうな感じがする。
さて、そんな中で私の友人で抜きんでた行動力の方がいる。
このブログの管理人さんだ。すごい行動力の持ち主だ。
まず、本を書きたいと言ったら本をどんどん書き始めて、ほぼ完成させてしまった。通院するクリニックに直談判して、院長先生に監修してもらう許可も取ってしまった。
ほかにも、全国にいる困った性依存の方やその家族を救済すべく、オープンチャットも精力的に作っている。私の目の前で、グループチャットを1分もかからずに作ってしまう。思い立ったら直ぐに行動できる人なのだ。
先日はZOOMを使って性依存のミーティングができるのではないかという話になり、とりあえず二人でダウンロードして試してみた。プライバシーの問題などあるが、いつかは実現させてしまうのではないだろうか。いわゆる医療機関やNPO法人がそういう取り組みをするのはありえるが、個人が善意で無償でこのようなサービスを展開するのは前例がないと思う。
ところで、何でこのような記事を今日書こうと思ったかというと、管理人さんのブログに下図が載っていたからである。
管理人さんはパワーポイントほぼ未経験とのことで、実は私がほんの少しだけパワーポイントの使い方を実演したことがある。そのあとに、管理人さんはパワーポイントの使い方の解説書を買ってきて、すぐにこのような図を書けるようになってしまった。
「え?パワーポイントの使い方しらかなかったのに、もう使いこなしてるじゃん」
と驚いた。
話は変わるが、勉強のできない受験生の特徴は「頑固」なのだという。
ノートの書き方、授業の利き方、予習の仕方など、自己流があって、曲げることができない。不器用ともいえる。新しい物事を導入するときに、「できなさそう」と考えてしまう。
一方で、勉強のできる受験生は「柔軟」だそうだ。
新しい手法にであったら「とりあえずやってみる」。何事もまずは「できそう」と考える。
皆さんも経験はないだろうか?「あ、俺そういうのはできないんで!」とか「おれ、そういうのはやらないで!」とか自己流を貫く(ちょっとイラっとする)発言を。
だいたい、こういうことを言う方は、頑固で柔軟性がない。
そして、行動力がない。
さて、先ほどのパワーポイントの話に戻るが、きっと管理人さんは
「俺、パワーポイントとか使ったことないんで無理!」
という発想ではなく、
「できそうだな。とりあえずやってみよう。」
という発想だったのだと思う。
見習いたい。
何事もまずは「できそう」と考えて挑戦する行動力を私も身に着けたいものである。
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