人生最後の食事は何がいいですか?
今まで食べたことがない珍味や高級なものでしょうか?
食べなれた大好きな料理でしょうか?
きっと、後者の人が多いと思います。
もしも、人生最後の食事に「食べたことのない料理」を選択する人は、
今まで食べてきた料理がおいしくなかったと感じている人なのかもしれませんね。
では、性的なことはどうでしょうか。
人生最後のセックス(や類似行為)は誰としたいですか?
会ったことがない人でしょうか?
今一緒にいるパートナーでしょうか?
きっと後者の人が多いと思います。
もしも、人生最後のセックスにおいて会ったことがない人(風俗など)を選択する人は、
今のパートナーとの間に、何らかの問題を抱えているのかもしれませんね。
では、最後の質問になりますが、人生最後の瞬間に何がしたいですか?
問題行動ですか?
他のことですか?
私は、家族で過ごしたいと思います。
人生最後にしたいことが問題行動だというのは悲しすぎますからね。
でも、依存症の治療を始めたばかりの頃は、人生の最後だったら「最後なんだから問題行動をしてやる」と答えていたと思います。
最近になって(本当に最近になってです)、問題行動の雑念を払い、無意識の中にある渇望のようなものが減り、楽に生きることができています。
その楽に生きている状況だと、考え方にもゆとりが出てきて、最後にしたいことは何かなーと考えているときに、家族と過ごす自分の絵が浮かんでくるようになりました。
この、「最後だったらどうするか」という考えかたは、自分の本心があぶり出される気がするのでお勧めです。
今日の話は精神科で講義を受けたものからインスピレーションを受けています。
いつも興味深い講義が受けられる精神科には感謝しています。
それでは今日はこの辺で。
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