喉が渇いて海水を飲むと、もっとのどが渇いてしまいますよね。
それと同じことが依存症でも起きている、そういうふうに例えられることがあります。
喉が渇いて水が欲しいのに、「口が濡れればいいか」と思って海水を飲むと、浸透圧の関係で余計に喉が渇いてしまいます。
何らかの生きにくさを抱えていて、一時的に苦しみを忘れさせてくれるような物質や行為を行っても、根本解決になりませんし、罪悪感や体への害があれば余計に事態は悪化してしまいます。
なんだか、海水の話と依存症は似ていますね。
この例え話を聞いて私が思うのが、
「本当に欲しいものは何なのか」を明確にすることの大切さです。
水が欲しい、幸福になりたい、そういったものが本当に求めているものでしょうが、
口が濡れればいい、一時的に苦しさが忘れられればいい、という風に別のものを欲してしまうのが依存症の本態ではないでしょうか。
また、依存する対象についての知識も大切です。
海水は浸透圧の関係で余計に喉が渇く、問題行動や違法物質は罪悪感があり非合法で、体に害がある、という知識が我々を依存症から救ってくれます。
繰り返しますが、依存症を治すためには、自分が欲しいものを明確にすることと、依存する対象について知識を深めることが重要なのだと思います。
なんだか、お説教臭くなってしまいましたね。。。
それでは今日はこの辺で。
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