小説を読むのが楽しい

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仕事中に小説を読んでいる。

bookoffで100円で売っている小説を買って。

これがとても楽しい。

最近は、村上春樹にハマっている。

村上春樹というと、精神世界の描写が特徴的だが、私はそこに共感する部分が多い。

孤独や依存症、喪失体験などが描かれていることが多いように感じる。

読んでいると、文章は目でスラスラ追っていて、文章の意味もそれなりに頭に入ってきているのに、

もう一つのこと(主に自分の人生の回想)を同時並行に進めているときがある。

読んでいる小説の内容をきっかけとして、自分の中に眠っていた古い記憶が思い起こされるのだ。

そういう時は、ふと我に返り、「全然、読書に集中できていないじゃないか」と思い、もう一度文章を前に戻って読み直す。

最近は、こんな風に読書を楽しんでいる。

感傷的になる時期なので、余計にこんな風変わりな読書スタイルになってしまっているのかもしれない。

読んで面白かったのは、

神の子たちはみな踊る」という短編集と、「国境の南、太陽の西」という長編だ。

ぜひ、機会があれば読んでみてください。

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