近況報告~再会と再開~①

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昨日はデイケアに参加してきた。

午前中は雨だった。

最近は床屋を変えて、前髪が伸びた(伸ばした)。整髪料もワックスからポマードに変えた。すると、昨日みたいに湿度の高い日はポマードの調子が悪く、しかも運動療法で汗だくになると、前髪は落ちてきて目に入るようになった。目に入るのは不快だったが、それ以上に、床屋を変えてから初めてのボクシングだということに驚いた。さまざまな理由をつけて、ボクシングを数か月サボっていたのだ。おかげで、今この文章を書いている日曜日はひどい筋肉痛に襲われている。

デイケアでの学びは、毎回繰り返しのような感じがする。しかし、新しい発見がある。(ということは繰り返しではないということになる。)今では「真剣に」というよりも「楽しく」参加している。

デイケアのメインはやはり院長講義だと思う。その時に、A4用紙の資料が配られる。表に穴埋めやら問題やらいろいろなものが書いてあるが、私は基本的に裏側にメモを取るようにしている。とくに穴が埋められなくても構わないと感じていて、自分の人生が豊かになればそれでいいと思っている。(そもそも現在は月1回しか参加していないので、しっかり穴埋めがなされた資料をコンプリートすることはできない)そして、おそらく、院長も穴埋めをしようと思っていない。伝えたいことを伝える手段として穴埋めが用意されているだけで、穴埋めは目的ではないのだ。

昼休みには、雨は止んていた。デイケアの昼休みはクリニックから抜け出して、隣駅にあるブックオフまで散歩している。昼間に散歩するというのがとても開放的で生き生きする。それと、私はブックオフという場所が好きだ。無職の時に、一日300円で生活していたときに、大変お世話になった。110円のコーナーに行って面白そうな本を探すのが楽しみだった。岡田尊司さんか村上春樹さんの本を探すことが多かった。あの時の何とも言えない生活を思い出して感傷的になるときもある。クリニックへ戻るときは、コンビニでアイスコーヒーを買って飲みながら帰るのがささやかな楽しみだ。

昨日はデイケアを終えてから、友人と話すことになっていた。

その友人というのが、

性犯罪者 性依存克服するまでの記録とその後! ブログ

の作者であり、昨年までデイケアを一緒に受けていた友人だ。

彼は、性依存症に対して向き合い、ブログ以外にも様々な活動を行っていた。

いくつかのオープンチャットを作成し、オンラインミーティング(家族会)を企画していた。

本もAmazonで出版した。

AbemaTVにも出演した。

デイケアもボクシングも頑張っていた。

しかし、今はすべてきっぱりとやめてしまった。

そんな彼の生活が私は気になっていた。

気になっていたというよりも心配していた。

彼の現在の状況などいろいろな話をしてきた。

(つづく)

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